ホンダのバイクは世界一

ホンダ独自のオートマチックトランスミッション

DN-01で注目されたホンダ独自のオートマチックトランスミッション

大型二輪スポーツクルーザー「DN-01」は、スタイリングが低く独創的で、水冷・4ストローク・OHC・V型2気筒680ccエンジン搭載、鼓動のように響くエンジンが魅力的なマシンとして注目されました。
クラッチ操作を必要としない操作性の高さによってスポーティなランディングが可能となり、多くのファンを引き付けたマシンです。

もちろん690mmという低いシート高によりランディングポジションが楽である事、また独創的なスタイリングは保有していることを自慢したくなるほどの美しさを誇っていることも、このマシンが注目された要因ともなっているのですが、もう一つ、このDN-01は大きな魅力を伴い登場したのです。
このマシンにはHONDA独自の新型オートマチックトランスミッションである「HFT」が搭載されていることでも話題となりました。

オートマチックトランスミッションとは

DN-01には、スクーターに通常採用されているVベルト式ATではなく、油圧機械式無段変速機「HFT」(Human-Friendly Transmission)が採用されています。
HFTを採用したことによって二輪車が追及する軽量さ、またコンパクトな形状をこのマシンで実現しています。
Vベルト式ATと比べるとATユニットをエンジンのクランクケースの中に収納できるため、車体のレイアウトがより自由になり、スタイリングにもよい影響を与えています。

油圧とコンピューターを利用し制御するという機能により、簡単な操作でよりゆったりした走行も、アクセル操作と連動しダイレクトに反応するスポーティな走行まで自由自際に扱えるようになりました。
こうした操作性の高さは安全に走行するという事にも役立ち、幅広いユーザーから人気がある事にもつながっているのでしょう。
走行モードは一般走行に対応するDモード、スポーティな走行に対応するSモードという2種類のフルオートモード、さらにマニュアルミッションと同じような感覚で走行できる6速マニュアルモードまでそなえているのです。
様々な走りに対応できるオートマチックトランスミッションは最高の走りを演出する機構といえます。

このホンダ独自のオートマチックトランスミッションには、油圧機械式無段変速機としては世界初といわれるロックアップ機構を搭載しています。
ロックアップ機構というのは、一定速度になるとクラッチが繋がりオイルを介すことなく直接、エンジン側とミッション側の回転軸が直結するというシステムです。
マニュアル車同様の駆動力を全て出力側に伝えることで切るので、伝達効率が非常によくなります。
このオートマチックトランスミッションを採用したことにより、クルージング走行時(ツーリングなどの走行の際)でも燃費の向上に役だっています。