ホンダのバイクは世界一

ホークシリーズの紹介

新たに誕生したホンダホークシリーズ

ホンダホークとは、本田技研工業がかつて製造販売していたシリーズのシリーズ商標です。
排気量400ccと250ccクラスのオートバイで使用されていた商標であり、ホンダを代表するシリーズの1つでもあります。

もともと本田技研工業が製造販売するホークシリー以前の400ccクラスのロードスポーツタイプバイクは1973年から販売されたCB306Tと1974年から国内外で販売されたドリームCB400FOURとがありました。
どちらも空冷4ストローク2気筒2バルブSOHCエンジンと空冷4ストローク4気筒2バルブSOHCエンジンとが搭載されていました。

しかし、日本では1975年に自動二輪車運転免許制度が改正され、排気量400cc以下のみ運転可能な中型限定が設定されてしまいます。
これによって中型限定の人が運転できるバイクを製造する必要が出てきたために、ドリームCB400FOURを新たに排気量398Cccのモデルとして開発する必要が生じたのです。
ただし、このCB306TとドリームCB400FOURはエンジンやフレーム、スペックだけでなくカラーバリエーションも追加して販売するためにコストが高くなるという問題が出てきてしまいます。
さらに、CB306Tは設計が古くなってきたという問題もあり、この二つを合わせて新しく生産コストを抑えてなおかつ性能的にも優れたモデルを作ろうということで生まれたのがCB400T HAWK-IIです。

CB400T HAWK-IIの魅力

ホークシリーズの最初となるCB400T HAWK-IIの登場は革新的なものでした。
見た目についても、カフェレーサー風であったCB400FOURからは大きく変化を遂げてアメリカンタイプともヨーロピアンタイプとも言えないオリジナリティあるデザインへと変化をします。
丸いガソリンタンク、短く太いメガホンマフラーといった部分はもちろん、フレームが鋼板プレスを貼りあわせたダイヤモンドフレームが採用されたのも特徴的でした。

エンジンについても2気筒エンジンを採用して、ミドルクラスとして最も早く効率が良いものを製造することにこだわりました。
そのため、最大出力はCB400FOURに対して10パーセントほど向上し、見た目と機能性とで成長をしているのです。

新しい価値を生み出したホークシリーズ

ホークシリーズの誕生によってホンダが世界的なバイク企業として歩みだしたという評価がされるほど、ホークシリーズは革新的なものでした。
そもそも、当時の日本でホンダが製造していたラインナップといえばカブやベンリィといったものであり、人々の生活の足となるものを製造することも強かったです。

しかし、それに対して欧米でバイクといえば趣味の乗り物であり、見た目と走行性とどちらも求めてバイクを購入するという日本とは違う状況にありました。
そこに、ホンダが世界中のライダーに認められるような性能も品質も見た目も最高のバイクを送り出したのがホークシリーズであるといえます。
そのため、ホークシリーズは革新的なシリーズと称されることが多いのです。