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ツーリングでお遍路

お遍路ってバイクでもできるの?

「お遍路」とはどのようなことでしょうか?
「四国にある八十八箇所のお寺を巡ること」というのは誰でも答えられると思います。
ですが、なぜお寺を巡るのかまで答えられる人は少ないと思います。

お遍路は、修行者が四国の海岸で行っていた修行が、時間の流れとともに形を変え、現在お遍路になったと言われています。
お遍路の成り立ちを辿ると、古くは「今昔物語集」にもこの修行者が書かれています。
この神道の海岸での修行に、大陸からの「仏教」が影響し、現在のお遍路になっていったと考えられているのです。

お遍路が現在と同じようなスタイルになったのは江戸です。
四国八十八箇所の霊場を、弘法大師の足跡を辿って礼拝するというものです。

お遍路を巡る理由としては、
・亡くなった方の冥福を祈るため
・自分が死んだ後、死後の幸福を祈るため
・自分自身の迷いを断ち切ったり、進む方向を見定めるため
など、人それぞれの理由があります。

お遍路の移動方法には細かい決まりはなく、現在ではそれぞれのスタイルに合われせた巡り方が一般的です。
まず、徒歩でも、車でも、バスでも問題がありません。
バイクでも自転車でもいいのです。

一度のお遍路でめぐる札所の数も自由です。
霊場を一遍に巡る方法「通し打ち」もありますが、自分のペースに合わせて巡る方法もあります。
一部の区間だけをめぐる巡り方は「区切り打ち」、霊場を県ごとに分けて一県を巡るのは「一国参り」といいます。

巡る順番も霊場の番号通りに巡る「順打ち」が一般的ですが、八十八番から一番に向かって逆回りをする「逆打ち」という巡り方もあります。
四国遍路の始まりともいわれる衛門三郎の話から、逆打ちの方がご利益があるとされています。
そして、最近では個人のスタイルに合わせて、順番にこだわらずに打つ「乱れ打ち」という巡り方もあります。

お遍路、どのくらいの時間がかかる?

通し打ちで順打ちの場合にかかる日数は、徒歩だと50日くらい(早い人でも35〜40日くらい)はかかると言われています。
車やバイクなら9日〜14日くらいの距離でしょうか。

1300kmに及ぶ距離を移動するので、急いで無理をすることは禁物です。
会社や仕事の長期休暇を利用して行くのなら、無理をせずに区切り打ちがおすすめです。

お遍路で何日もかけて巡るなら、宿泊施設に泊まる事も考えなくてはなりません。
八十八箇所の札所のほとんどが、札所の近くにお遍路さん用の宿泊施設があります。
また札所の中には、宿坊を持っているは所もあります。

また、専用の宿泊施設でなくともユースホステルやビジネスホテルなど、普通の旅行と同じように泊まっても何の問題もありません。
多少荷物は多くなりますが、キャンプという方法もあります。
しかし、専用のキャンプ場があるわけではないので自己責任という形になります。

費用を抑えることを考えれば野宿やキャンプが安く済みます。
しかし防犯の問題や、疲れが取れるかという点では宿泊施設が優れています。
どれがいいと決まっているわけではなく、経済的な面も含めて自分にあっているかが大切です。

お遍路の最後には、結願の報告に高野山の奥の院にお参りする方も多くいます。
高野山には弘法大師が御入定されているからです。
また、お遍路を始める前にお参りされる人も少なくはありません。

お遍路のスタイルの多様化

お遍路、といっても個人のスタイルに合わせた様々な方法があります。
個人のスタイルに合わせて変化したのは巡り方だけではありません。

最近では服装も普段と変わらない格好で札所を巡る方もいるようです。
白衣を着て」、菅笠をかぶり、金剛杖をついて…というスタイルの方も変わらずにいますが、オシャレな服装で巡る人・実用性重視で動きやすい服装で巡る人など様々です。

一人で巡る人、家族や友達と巡る人、さらにはお遍路ツアーなどもあるようです。
昔ながらの巡り方にこだわらずに、自分に合った巡り方でのお遍路が現代のお遍路スタイルなのですね。